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人妻 怒りに燃える目
なぜ今頃ルームサービスを ? という顔をしているリーダーに向かって、僕はにこやかに話します。

「あなたも小腹すいたり、咽かわいたりしたんじゃないですか?」
「ちょっと一服しましょう」

「なんだ」という顔をしながら僕の真意を探るかのような表情を浮かべていたリーダーが、あるひとつの想定にいたったのがわかりました。
「・・・・・まさか、○○君」

僕はニヤリとします。

「まさか・・・って、ああ、もちろん、サービスの方に部屋の中まで運んでもらいますよ」
「よかったですね、ご開帳です。やっとその姿になった甲斐があるというもんですよ」
「驚くだろうなボーイさん、それとも喜ぶかな?、チェックアウトの頃にはホテル従業員全員の噂になってたりなてこともあるかもしれませんね」

僕は楽しそうに言いますが、彼女のほうはそれどころではないようです。

「まさか本気で言っているんじゃないでしょうね」
「こんな格好のまま、本当にホテルの従業員に見せるつもり?」
「そんなことできるわけないじゃない。大変なことになるわよ」

彼女のほうは否が応でも、単なる僕の脅しだと思い込みたいようです。

「なんでですか?本気に決まってるじゃないですか」
「大変なことになんかなりませんよ、相手は接客業のプロですからね、パブリックスペースならともかく、客が部屋でどんな変態的なプレイを
していようと騒いだり文句言ったりはしませんね、賭けてもいいですよ」
「なんなら助けを求めてもいいんですよ、さすがに助けを求めれば大騒ぎになるかもしれませんねえ」
「警察も来るでしょうし、貴方の望みどおり、たくさんの人にその姿を見てもらえますよ」

「でも貴方が後から部屋に来たのは見てる人がいると思うし、暴力の跡もないから、合意だと僕が主張したらどうかなあ、
そんな手枷足枷を合意でもなけりゃ簡単につけられるものじゃありませんよ」
「いつも楽しんでる変態プレイがいきすぎたと主張したら、犯罪になるかなあ、実際にこれは合意で始めたんじゃなかったでしたっけ?」
「法廷にでるようなハメになったとしても、僕のほうが有利だと思うなあ」

リーダーは僕の言葉を怒りに燃える目つきで聞いていましたが、決意を固めたようでした。

「本当にボーイに見せる気なら、私も本気で助けを求めるわ、これ以上、君のいいなりになんて・・」

「そうですか、どうも本気のようですね、それは楽しみですねえ、それじゃあ大騒ぎだ。」

僕はそう言いながら、彼女をほうっておいてパソコンの編集にかかります。
こんどはちょっと時間がかかりましたが、ルームサービスなんて、すぐには来ないものです。

「さて、Sさん、本気で助けを求める気のようですから、どうしてこんな事になったのか、二人でもう一度おさらいをしてみましょうね」
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